続・事前測定1日目

kuroken2006-07-26

大垣市内の整形外科に車で移動し、次は右脚のMRI撮影。


MRIとはなんぞや?


「淫らなランジェリーが一番♪」の略ではありません。そんなこたあ、わかってますって。
ウィキペディアで調べたら、こんなふうに書かれていました(参考)。



核磁気共鳴 (NMR) 現象を利用して生体内の内部の情報を画像化する方法である。


よけいにわけがわかりませんね。
要するに、レントゲンでは撮影できない体内の柔らかい組織まで映し出す高性能の機械だとゆーことで。ごめんなさい。僕もよくわかってません。
SF映画に出てくるような巨大マシーンの中に横たわって、じっとすること15分。動いちゃいけないということだったので、普段から落ち着きのない僕は、かなり苦労しました。ひたすら時計を睨み続けるのみ。頭の中ではなぜか「♪ぽっ、ぽっ、ぽお〜、はとぽっぽお〜」のメロディーがぐるぐると(笑)。
ふくらはぎと太ももを撮影したあとは、すっかりおなじみとなったバー付きの椅子で最大筋力を測定。その数値の3割(だったと思うけど……)に相当する重りを取りつけ、バーを押し上げたり戻したりのスクワットを10回5セット。
うう。これも結構キツイ。運動不足の身体にはこたえます。
運動が終わったところで、もう一度MRI撮影。たぶん、筋肉の疲労の度合いを調べるんでしょうね。20日間の実験を終えたあと、その数値がどのくらい変化しているのか……。


MRI撮影を終えると、再び車で名古屋大学へ。
最後はVo2maxの測定です。


Vo2maxとはなんぞや?


v|o\o|v フォッフォッフォッ


すみません。これはバルタン星人でした。
ウィキペディアで調べても出て来なかったので、こちらを参考にしてください。つまりは、運動中に吐き出す酸素の量を調べるということだと思いますです(たぶん)。
エアバイクの設置された部屋を訪ねると、僕の前に測定を終えたばかりの被験者が、ぐったりとした様子で椅子に座り込んでいました。全身汗びっしょり。ぜいぜいと肩で息をしています。
うわあ。こりゃ、かなりハードな測定になりそうだぞ、と気合いを入れ直す僕。
前回行なわれた練習と同じように、胸に電極を貼りつけ、顔にマスクを装着。
写真を見てください。すごいでしょ? いかにも実験をやってますって感じでしょ?(ちなみにモデルは、今回僕と同じスケジュールで被験者となるKさん)
この格好で、ひたすら自転車を漕ぎます。最初はラクショーだったんですけど、2分ごとに負荷が増していくため、8分を越えたあたりから、かなりしんどくなってきました。
全身にじっとりと汗がにじみ、呼吸も荒くなります。口と鼻はマスクで密閉されているため、鼻水が垂れてもすすれないのがツライところ。
負荷が210Wまで上がると、メトロノームに合わせて漕ぐことが難しくなってきました。心拍数も急上昇。太ももの筋肉はパンパンに。マスクをしているため、息苦しさも並じゃありません。
もうダメだ。限界だ。やめたい。やめる。やめてやる!
力を抜こうとすると、その様子に気づいたのか、「まだ行ける、頑張れ!」「ファイトぉっ!」と、先生がたからリポビタンDのコマーシャルばりの励ましの声が。これじゃあ、頑張らないわけにはいきませんよ。
「はい、OK」という声がかかるまで、とにかくひたすらペダルを漕ぎ続けました。こんなに汗を流したのは、果たして何年ぶりやら。
ああ! 測定終了後にもらった水の、なんとおいしかったことよ!


これにて、1日目の測定は終了。
次は3日後となります。
測定が終わったあとは、名古屋大学に勤める友人と待ち合わせて、近所のレストランで生ビールを。
いやあ、サイコーですね。
あっという間に4杯空。
本日はたくさん運動しましたけど、その分の消費カロリーなんて、あっという間に上回ってしまったと思います。
こーして、また僕はデブになっていくのでありました(笑)。


あ、全然関係ありませんけど、Vo2max測定を行なっていた部屋の隣では、ダーツを投げて、そのデータをパソコンで分析していました。一体、なんの実験をやっていたのかすごく気になりましたです。