至福のひととき

kuroken2006-08-12

雷雨の中、今日も友人が1名、面会に来てくれました。
「これ、お土産」と手渡されたものに仰天。
いや、今までにもHな本とかHなDVDとかHなCD-ROMとか、「この状況でどう楽しめっていうんだよ?」ってなものをさんざんもらってきましたけど、さすがに今日のコレは、あまりにもえげつなくて、皆さんに報告することさえできません(焦)。
そんなものを枕もとに置いといたら、周りから妙な誤解を受けることは必至なので、丁重にお断りをして持って帰ってもらいました。ってゆーか、それを使って、僕になにをさせるつもりだったんだ?
……お土産の正体は、各自のご想像にお任せします。


宇宙旅行も今日で13日目。
この生活にもずいぶんと慣れてきましたが、いまだにトレーニングにだけは順応できません。
いや、最初の頃に較べたら、ずいぶんと楽になったとは思います。冷や汗も出なくなったし、不安感も減ったし。でも、あのしんどさだけは、やっぱり慣れることができないんだよなあ。まあ、しんどくなければトレーニングとはいえないわけで、これは仕方のないことなんですけど。
ここまでトレーニングを頑張ってこられたのも、すべてそのあとに待っている「至福のひとととき」のおかげ。
汗びっしょりになった身体を、看護学生の皆さんに丁寧に拭いてもらったり、洗髪もしてもらったり、おまけにマッサージまでしてもらえちゃったりするんです。


ああ、なんたる幸せ!


しかも、学生の皆さんもあれこれ勉強しているのか、日増しにマッサージ技術が上達していくんですよね。こちらも日を追うごとに図々しくなっていき、「ああ、もうちょっと右。そこそこ。そこを強く押して」とか「ふくらはぎを温めて」とかいいたい放題。
幸せだあ〜♪ この至福のひとときを味わうためなら、つらいトレーニングにだって耐えられます。
「ホント、トレーニンググループでよかったあ。非トレーニンググループだったら、この快感は味わえないもんなあ」
「いえ。あちらのグループもマッサージは行なってますよ」
「なにいいいいいいい?」
過酷なトレーニングがない上に、マッサージ付きだとおおおおっ?
う、羨ましい。やっぱり、向こうのグループのほうがよかったかも。


……でも、実際のところはどうなんでしょうね。
毎日のトレーニングは確かにツライですが、汗をかいたあとは身体がスッキリしますし、トレーニングがあることで1日にメリハリが生まれてますから。案外、非トレーニンググループのほうが過酷なのかもしれません。ってゆーか、そう思わないとやってられないし。


マッサージに詳しい先生もいて、いろいろと勉強になります。疲れているところをぴたりと当ててしまうのはさすがですね。
ビニール袋に包んだタオルを電子レンジで温めると、ものすごく長持ちする温湿布になることも初めて知りました。宇宙旅行が終わったあとも、この知識は充分に役立ちそうです。