ヘタレ

kuroken2006-08-15

宇宙旅行16日目。
今朝の体調は最悪でした。
胸のあたりがどーんと重く、なにもする気が起きません。音楽を聴きながら、寝ているのか起きているのかわからない状態で、ずーーーっとぼんやり。食欲もなく、初めてご飯を残しちゃいました。
原因ははっきりしていました。過度のストレスです。


今回、この実験に参加して、初めて知りました。
僕って案外、ストレスに弱い人間なんだなって。
どちらかといえば楽天的で、あんまりくよくよと物事を考えない性格だと思ってたんですけどね。あ、でも、プレッシャーには昔から弱く、大切なイベントの直前なんかはガチガチに緊張しちゃいますから、そーゆー面が大きく作用しちゃったのかもしれません。
とにかく、自分がそーとーなヘタレであることを思い知りました
いや、これまでにも兆候はあったんです。昨日紹介したストレスチェックでも、みんなよりストレス度が高かったり、トレーニングの前にはいやぁな気分になったり。


今回の出来事は、昨夜のトレーニング終了後に起こりました。
スタッフの皆さんの行動が、いつもと少し違っていたんですよね。なぜか僕の脈拍を確認し始めたり、「苦しくない?」と尋ねてきたり。
どーゆーことか問いつめたところ、どうやらトレーニング中の心電図にちょっぴり異常があったらしいんです。とくに自覚症状はなかったんですが、「心電図に異常」というその言葉だけで、僕のストレス度はぐぐっと上がってしまいました。これまで大病を患ったことのない僕には、かなりの衝撃だったんです。
「明日、もう一度詳しく調べてみましょう」ということで、その日はベッドにもぐり込みましたが、もう気になって気になって仕方がありません。気にすればするほどしんどくなることはわかっているんですが、どーにもならないんですよね。
あれこれ考えてしまって、なかなか眠れません。これまでは、「あとたった5日で終わりだ!」と思っていたはずなのに、「まだ5日もあるの? 本当に耐えられる?」と急に弱気になったり、「せっかくここまで頑張ったのに、途中でリタイアになったらイヤだなあ」っていう気持ちと、「もうリタイアでいいよ。早く楽になりたい」って気持ちがごちゃ混ぜになったり。
そんなわけで、午前中は完全ノックダウン。ホント、「もしこのまま死んじゃったら、押し入れに隠してある変態写真集が見つかって、恥ずかしい思いをするなあ」とか考えちゃいましたもんね。


昼食後、トレーニングルームへ移動。いつもよりたくさんの電極を身体に貼りつけられました。
まず、安静状態で心電図測定。そのあと、遠心機を回さずにペダルだけ漕ぎながら測定(負荷が高くて、結構ハードな運動でした)。さらに、いつものトレーニングを行なって、そのあとにもう一度測定。
結果、「異常なし」という判断が下され、なんとかリタイアせずにすむことになりました。ほっ。
結果がわかった途端、すっかり元気になってしまった僕。我ながら単純だなあと思いますが。
もちろん、夕食はべろりと平らげてしまいました。
ってなわけで僕は元気ですので、皆さんご心配なく。
今日は2人の友人が面会に来てくれたんですが、上記のような事情でゆっくり話をすることができませんでした。ごめんね。


最近、シモネタがないからつまんない! とお嘆きの貴方。
明日は炸裂します(たぶん)。
お楽しみに。